2009年6月8日月曜日

10Mhz 用 GP ANT その2















小山さんからコメントを頂きましたが、一本の同軸で給電しているので10Mhz 用にスタブを付けると7Mhzに影響が出るような気がします。
そこで ↓ を参考にしてみました。
http://www.steppir.com/pdf/radial%20systems%20for%20vertical%20antennas.pdf
これによると放射エレメントを数%長く、ラジアルをその倍ぐらい短くしてかつDroop角を50度くらいにするとうまくいきそうです。
裏山に上ってラジアルを結んでいたロープを緩め、放射エレメントとの角度を大きくしてみました。
山と反対側に張っていたラジアルもアナライザーを見ながら張り方を変えた結果1.3までSWRを落とすことが出来ました。
これで7Mhzにも全く影響は出ていません。
暫くこの状態で運用してみることにします。

3 件のコメント:

超福耳 7K1NAQ さんのコメント...

なるほど。 ラジアル線の角度をつけることで確かに給電点インピーダンスは変化しますね。(市販のGPやアローラインアンテナはこれで調整しています)

ただし接地抵抗を下げるためにはラジアル本数を増やすことが必要です。

みかけ上の給電点インピーダンス=放射抵抗+接地抵抗(直流接地抵抗ではない)

でいかに放射抵抗分を36~52ΩにもっていくかがGPアンテナの肝ですねぇ。

それにしても調査から対策までのアクションの速さ、すばらしいです。 さすがです。

countryhopper さんのコメント...

ラジアルは各バンド4本張ってます。 綺麗に展開していないので効率等は二の次です! 限られたスペースでやらなければならないので理想通りにはいきませんね。 でもまぁ一応ちゃんと動作して、飛びもそこそこなので良しとしましょう! しょせんアマチュアの遊びです。

超福耳 7K1NAQ さんのコメント...

目の前に広がる広大な相模湾。 業務用海岸局も真っ青のロケーションですから、他局を寄せ付けない威力を発揮するのでしょうねぇ。 すばらしい。